シンデレラの姉 １５話レビュー

あなた・・・
本当に大きな試練を私に与えるつもりなんですね

｢今すぐ出てって!!!｣　
父を裏切っていた母ガンスクの部屋の前でぐっとその衝動を呑み込んだヒョソン＠ソウ

パパが問い詰める事ができなかったこと　私が問い詰めようかと思った
人の仮面をかぶって　どーしてそんな事ができるのか　
どんな風にパパみたいな人騙しとおせるのかって
すぐにでも出て行けって言う事もできたけど　そーしない
そんな簡単に追い出したくなくって　そんな簡単に解決したくなくって　簡単に終わらせたりしない
私がどういう風にするか 今から見てて パパ

翌朝、ヒョソンに全てを知られてしまったことをウンジョに相談しようとするガンスクを
ヒョソンが見とがめ　呼び止める

オンニに話そうかって！？　私に知られてしまったと　そう話すつもり！？
そんな必要ないから　　オ　ン　マ
オンニが知ったら騒ぎが大きくなるでしょ　そんな事望んでない
このまま何もしないで静かにしてて　へたな事考えないで
ママはこのまま静かにここの奥さまとして　私のママとして　そーやって生きるの
自分が気づいた事はけっしてウンジョ＠ムン・グニョンに言うなとガンスクに釘をさすヒョソン

全ての事実を知っても、悪口どころか表面上は笑顔を装い　
ママと呼び 子犬のようにまとわりつくヒョソンが心底 恐ろしくなるガンスク


一方、会社の契約問題で事務所に缶詰のウンジョにも
すかさず チャンssiの名前を出し揺さぶりをかけるヒョソン

知らないと答えたウンジョだが　このヒョソンの様子をジョンウ＠テギョンにもらし
ジョンウから心配するなと言われても気が気でいられない
母の件だけじゃなく　この後引き起こるギフンの件も　ヒョソンには内緒にするつもりのウンジョ
相手を思うがゆえのこの嘘が、思いがけず露見した時その相手を心底傷つける結果になりかねない事
自分を追い詰める結果になる事、ウンジョ気づくべきかもって思ったりもして

ヒョソンの話からホングループでギジュンと会うことになるウンジョ
いっぱいいっぱいでエレベーター内ですれ違うギフン＠チョン・ジョンミョンにさえ気づけないウンジョ
兄との話会いに一足先に訪れておったギフンです。

単刀直入に話ましょう
テソン酒造の名前をそのままに、酵母だけ持続的に研究できるように支援しましょう

ようはテソン酒造を渡せというお話ですね

ただでという話ではない

ありがとうございます　テソン酒造にそんな価値がついているなんてわかりませんでした。
必ず立て直さなければとあらゆる手段をこうじましたけど
国内最大の酒流通会社のホンジュが血眼になって買収しようとするほど
うちが大きな存在だということ気づかさせていただきました。
本当にありがとうございます。
大企業の本質がこの程度だということも勉強できて大きな収穫になりました。

酵母支援のお話も聞かなかったことにします。
くりかえしありがとうございます　大きな力になりました。

そして忘れません
私どもになさった事　必ずお返ししますから待っていてください。
そーいいながら会社を渡せというギジュンの申し出をきっぱり拒否するウンジョだ！

一方、ジュンスを囲んだ家族写真を撮ろうなどど言いだすヒョソンを恐れたガンスクはその足で逃走

この天下のソン・ガンスクにあの小さな子娘が牙をむいて飛びかかってくる
神様だろうが仏様だろうが怖い物などなかった　この私にむかって

私の運命でもっとも汚かったとことと言ったら　この家での事だ
神様、仏様気づかせてくれてありがとうございます　今日から心を入れ替えます。
そう言い、バス停でバスを待ち号泣するガンスク

だがヒョソンはガンスクが乗り込んだバスを裸足で追いかけガンスクを引きずり下ろす。
その様相は違っていても　かつて夫でありヒョソンの父でもあるテソンがそうガンスクにしたように

それでも逃げようとあがくガンスク
どこにも行かせないそう言いながら母を追い　もみ合う二人

死ぬまで私にくどくどといびられながら生きなくっちゃ　ママ

いっそののしったらいい　どーしてあんなことができたのかと
あんたあたしと心中でもしようってか　どこでそんな事覚えてきたんだっ
にこにこ笑いながら何がママだ　お前の方が私より百倍恐ろしいよ　わかるかい！？

その口閉じて　黙って
この世でママと私だけが知ってる事実、この空にだって知られたくない

ママと私の間にジュンスがいなかったら私もそうした　私の弟ジュンス　パパの息子ジュンス
パパの息子をどうして侮辱できる！？　してみようか！？
ジュンスの顔にツバ吐きながら　あんたのママは売女だと

話したらいい！　なぜできないの！？

私がどーやってパパの顔にツバ吐けるの！

ヒョソンの足が血だらけなことに気づくガンスク
どうして・・・

やめて、間違ったなんて話　聞きたくない　聞いたところで信じないし
一生こうして生きて　罪を抱えて生きて　気楽になんて生かしてあげないんだから

自分を許さないと言いながら傷だらけの足を砂にこすりつけ
泣きじゃくったヒョソンを背負い家への道を歩く事になるガンスク　　

悪い娘

ギフンはテソン酒造を立て直す為に一人奔走　
自分が引き抜かれる事を条件に生産ラインを復活させる

夏の休暇シーズンが過ぎたらその製薬会社に席を移す
そこの担当者がアメリカ留学時代の学校の先輩で、ギフンがテソン酒造を離れる
その事が条件なんだと、だからそーすることにしたと
唐突に切り出されたギフンの話を盗み聞いてしまったジョンウは驚き
ウンジョは信じられないと 固まる　　　・・・また行ってしまう・・・

だからいまのうちに何が起きても揺れないように　丈夫にしておかなければ
離れる時まで命をかけるつもりで頑張るから信じてほしいと　ギフン


放心し動く事もできないでいるウンジョに声をかけるジョンウ
1時間もたつけど　いつまでそういているんだと
ぽつぽつと ギフンを失う悲しみをジョンウに語り始めるウンジョ

信じて裏切られれば自分が辛いだけ、どーせ壊れる平和だろうと信じることもなかった。
そんな転々とした不幸な人生の中でこの家にたどり着き、ギフンに出会った。
そーした中でいつしか辛かった朝の目覚めが楽しくなったんだと
その人がそこにいてくれたから
私がどこに行こうが　そこにその人がいてくれさえすればそれだけでよかった。
少しの間見えなくっても　
・・・・・・・・・・・百万年ぶりに会ったように嬉しかったから　私はそれでよかった。
それなのに　また行ってしまうって　また
ギフンとの出会いから8年前に置き去られた自分の心を回想するウンジョ

俺が行けないようにしてやろうか　ヤツの足でも折って・・・

泣くな

ウンジョが本心を打ち明けられるのはジョンウだけ
ジョンウにしたらやるせないかぎりだけど　ウンジョには救いだなーって思うのよ


ヒョソンに味覚障害！？
あんた、疲れが出て風邪でもひいてるんじゃないの　それで味感じなくなってるんじゃ・・・
ヒョソンの異様な様子を訝しがり　額に手をやると　高熱
休みたくないと言うヒョソンだったけど

ウンジョの前ではおとなしく装うヒョソン、がっひとたびウンジョが離れると
もはや形勢の逆転の様相をみせるヒョソンとガンスク
そんな高熱に苦しがるヒョソンを見つめ、
ガンスクは、この家の父娘に絡めとられたのは自分の方だったんじゃないのかと悟る

嫉妬からか・・・
自身をスカウトするという先輩とにこやかに談笑しながら蔵元を案内するギフンの姿が気に障り
取引が上手くいったか聞きたいんだろうというギフンに向かい
ついつい皮肉を口にしてしまう　ウンジョ

がっそこには笑いながらおどけて見せ
それでもどこか自分を安心させてくれたあのギフンの面影さえ見つけられない

災い転じて福となす　おめでとう　取引は本当にうまくいったと・・・


会社は従来の活気を取り戻し　なんとか一息つけたウンジョの元に
テソン酒造を危機に追い詰めた背景をウンジョの依頼で探っていたドンスから
青天の霹靂とでもいうべき連絡が入る

まさか、信じられない

日本への輸出詐欺の裏にあのギジュンのホングループが介入していた事
しかもギフンがそのホングループ会長の末息子だったという事

テソンの写真が表紙を飾った雑誌を持って嬉しそうに笑い事務所にやってきたギフンと
そんな彼に怒りと背信に満ちた眼差しをむけるウンジョでつづく